2010年5月14日金曜日

病は気から☆

人と人とが出会う場所というのは、

「予定通り」
というのとは、ちょっと違う気がする。
偶然!



人との接触は 事故のようでもあり、
病のようでもある。

ユング心理学の世界では、
人と出会うときは、そこにお互いの病のようなものが

現出してショートして火花を散らしていて

そして、そこで、なにかほかのあたらしいものになろうとしているという。



喜怒哀楽を生じたとき

私たちはいつも新しい扉の前に立つ。

その扉はほとんどは、開かれることはない。

なぜなら、喜怒哀楽の向こうにある扉は

カギはかかっていないけれど、それを開けて向こうに出るのに

大きな勇気を必要とするからだ。

私たちはしばしばそれを開けずにそこを立ち去る。



でも、喜怒哀楽を生じて、泣き、笑い、それがおさまったとき ・・・


そこにあるドアのノブをつかむと

もっと別の感情が生まれる。



この感情の重みに耐えた人だけが ・・・
そのむこうにいけるんだ。



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